柄と価格の関係

ポーリッシュポタリーの特徴のひとつでもある種類豊富な絵柄。ひとつの製造元で数百から多い所では数千という種類にのぼります。そして、それらは伝統的なパターン(絵柄)、複雑で緻密、多様な色使いのパターン、絵筆によって絵画的に描かれているアーティスティックなパターンなど多岐にわたります。

ポーリッシュポタリーは、プリントによって柄付けされる量産品と違って、職人によってひとつひとつ絵付けされるハンドメイド製品であるため、絵付けされる手間と時間が同じフォルムでも異なります。そしてそれは価格に反映される、という特色があります。

製造元によって、柄を3段階から5段階にクラス分けし、そのクラス毎に価格が設定されています。目安としては次の様なランク分けがされています。

シンプルなスタンプによる絵付けが中心となっています。ピーコックアイ、モスキートなどに代表される柄は各社が共通して作っている伝統的なものや、シンプルな構図、色数の少ないものなどです。多くの職人がこれらの柄を絵付けすることが出来る、シンプルな柄であるため比較的短時間で仕上がる、ということから価格も抑えられています。

モスキート ピーコックアイ
伝統柄やシンプルな柄と比較すると、多少手が込んだものや色数も増えている場合が多い柄です。伝統柄から派生したデザインや、伝統柄とユニーク柄の中間的な柄と言えます。
ポーランド語ではUNIKAT、英訳でユニーク「独特・独自」という言葉が当てはまるため、そう呼ばれています。文字通り各製造元らしいオリジナルの柄が特徴で、印象的な優れた意匠も数多く見られます。製造元を代表する柄は、このユニーク柄に多くあります。

柄はスタンプのみのものは緻密である場合も多く、色数も割合として多くなります。絵筆が使われる比率も高く、伝統柄に比べると絵付けの時間は長く、難易度も高くなります。そのため、価格は伝統柄の1.5倍から2倍程度に設定されています。
各製造元が芸術性を追求している柄です。絵筆を多様しているもの、ユニーク柄よりもさらに手の込んだ緻密度や色使い、絵画的な要素の高いアーティスティックなデザインです。いわゆるデザイナーものと呼ばれるものが数多くあり、バックスタンプの脇にシグネチャーが入っています。

絵付けに費やされる時間も圧倒的に長くなり、色使いもさらに多様さが増します。また、絵付け出来る職人が限られていることもあり、価格は伝統柄の3倍ほどかそれ以上です。

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