取扱いメーカーとその特徴

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  • 2025.08.06
  • 09:16

取扱いブランド(メーカー)とその特徴

Zaklady Ceramiczne "BOLESLAWIEC"社

Zakłady Ceramiczne "BOLESŁAWIEC"

「ザクワディ・ツェラミチネ・ボレスワヴィエツは、和訳するとボレスワヴィエツ陶器製造会社という意味になります。1900年にHugo Reinhold(フゴ・ラインホルド)社によって設立された陶工所を1947年に受け継いで現在に至ります。地域で最も古く伝統ある製造元で、同地の二大製造元の一つです。社名に「ボレスワヴィエツ」という地名を入れることが許されているのはこの製造元だけです。

ザクワディ社の特徴

約2000種の豊富なフォルムデザインを持ち、2000パターン以上の絵柄があります(2015年現在)。ガーデン用の陶器や釉薬掛けのみの保存容器など、テーブルウェア以外にも多くのフォルムを持っているものザクワディ社の特徴です。

「シーズニングボウル」、「持ち手つき小鉢」、ポーランドの漬物用の壺などの伝統的なフォルムデザインも大切に守られており、茶色の釉薬掛けのみのものも含めてポーランド国内のレストランやホテルでも利用されています。

高い技術と品質、機能と実用性だけではなく、美しさも兼ね備えている製品は、世界的にも高く評価され続けています。また、特に同社の深い藍色の製品の美しさには定評があります。ピーコックやモスキートなどのトラディッショナルパターンや、そのモティーフを使って派生した絵柄は同社の最も魅力的な製品の一つです。

様々な柄の食器

ザクワディのパターン(絵柄)やフォルム(形状)のデザインは、同社のデザインティームによって日々開発されています。なかでも1970年代からザクワディで働いているチーフデザイナーのJanina Bany-Kozłowska(ヤニナ・バニコズウォヴスカ)さんは、ポーランドのボレスワヴィエツ陶器のこれまでの発展において最も重要な人物と評され、現在もボレスワヴィエツ陶器界を牽引し続けている方です。

姿としての美しさに加え実用性も重視されたフォルムに、どのように柄を付けて配分していくかまで、デザインチーム内で綿密に検討されます。そしてその形の持つ魅力を最大限に活かせる絵付けを追及し表現していく、というのが現在のボレスワヴィエツ陶器の代表格であるザクワディのスタイルです。

チーフデザイナー:ヤニナ・バニ コズウォヴスカさん


高台内(こうだいうち:器の裏面)のスタンプには2種類の内どちらかのマークがスタンプされています。


クラシック柄(伝統柄)とハイ・スタンダード柄


ユニーク柄とアート柄

製造元では「Bar(バル)のマグ」と呼ばれていますが、日本茶をいただくのにもぴったりです。

ココットボウルは、小鉢のような使い方はもちろん、このように小さなオーブン皿としても活躍します。

大きなサイズのボウルは、サラダはもちろんのこと、こういった汁気の多いものにもうってつけです。

りんごポットを使って焼いた焼きリンゴ。とても美味しく出来上がります。

16cmサイズの平皿は取り皿として重宝します。

細長いお皿は焼き魚に使っても違和感がありません。和食にも使える応用範囲の広い食器です。


VENA社

style="line-height:2; "Ceramika Artystyczna VENA

「「ツェラミカ・アルティスティチナ・ヴェナ」と読み、"Ceramika Artystyczna"は、ポーランド語で芸術陶器を意味します。社名の由来は、創業者名のイニシャルの組み合わせだそうです。また、ポーランド語でVENAは「インスピレーション、ひらめき」のような意味合いを持つ言葉です。

VENA社の特徴

その名の通り美しい色使いと繊細で芸術的な装飾を得意とする製造元で、300種類以上の絵柄や200種類以上の形があります。絵付けにおいては、スタンプ方式だけではなく、絵筆で描かれたものも多用され、高い芸術性を追求しています。クラシックなポーリッシュポタリーの絵柄とはまた違った魅力を持つ絵筆を多用した絵画的で装飾的な食器の数々。洗練された美しさとフォルムの持つ愛らしさは、数あるポーランド食器の製造元の中でも格別だと思います。

2003年に設立された比較的新しい会社ですが、ヨーロッパやアメリカでも高く評価されており、洗練されたスタイリッシュなデザインに日本でもファンが急増しています。

VENA社の製品のパターン(絵柄)のデザインは、全てEwa(エヴァ)さん一人の手によるものというのも大きな特徴です。また、製品のフォルム(形)は、夫のArek(アレック)さんが担当しています。Ewaさんの趣味は「絵を描くこと」というほど、日々意欲的に新しいパターンが創造されています。二人の息の合った美しい芸術的な食器はこうして誕生しています。


パターンデザイナー:Ewa Walczakさん


フォルムデザイナー:Arek Walczakさん

ワインカップは普段使うグラスの代わりに、または湯飲み、焼酎用のカップとしても最適です。

可愛らしいハート型のプレート。テーブルを華やかにしてくれます。

取っ手付きのキャセロールはオーブンで重宝します。鶏の丸焼きにもぴったり。

オーバルのプレートはテーブルにいつもとは違う表情をもたらしてくれます。

小さなサイズのボウルはこのような時にぴったりです。

小さなお皿はお醤油皿としてどうぞ。


WIZA社

Ceramika Artystyczna WIZA

「ツェラミカ・アルティスティチナ・ヴィザ」は、1963年、Stanisław Wiza(スタニスワフ・ウィザ)氏が、小さな仕事場での家族経営からスタートさせた会社です。社名は、ヴィザ芸術陶芸社という意味。製造元としては、ザクワディ、ツエラミカ・アルティスティチナ、に次いで3番目に古くからボレスワヴィエツ陶器を作り続けています。

WIZA社の特徴

最初の十数年は茶色で釉薬がけをした陶器の生産でしたが、1980年代には徐々にスタンプと図案によって装飾性を高めていきました。伝統的なモデルから会社独自のデザインが主流になることで大きな成長をとげ、現在120人以上が働く会社になりました。

また、独創的なフォルムをとても大切にしている製造元でもあります。創設者のWiza氏が自ら作ってきた丸みを帯びたぽってりした形のテーブルウェアや楽しくてユニークな動物の食器や置物など、独特の視点から展開されるもの作りはこの製造元の最大の魅力のひとつとなっています。

個々の製品は、他社と比べると少し厚みがあり、包容力のある優しい雰囲気と丈夫さを兼ね備えています。これらは、昔ながらの工房で今でも一つ一つ手間をかけて作られ、どれもハンドメイドならではの温かみに満ちており、中でもマグ、ボウル、ポットなどの立体的なフォルムは、WIZA社特有のぷっくりとした愛らしさを特徴付けています。

グリーンの花柄のデザインは、「カモミール」がモティーフとなっているWIZA社を代表する人気の絵柄です。アメリカやEU内でも、また日本でも多くの方々に愛されています。(写真・下)

Staisław Wiza氏

KALICH社

Ceramika Bolesławiecka Kalich

「ツェラミカ・ボレスワヴィエツカ・カリヒ」と読み、ボレスワヴィエツ陶磁器カリヒという意味になります。2001年に、Jacek Kalich(ヤツェク・カリヒ)氏によって設立されたボレスワヴィエツでは比較的新しい製造会社です。2013年には社屋と工場のリフォームが行われ、鮮やかなピーコック柄の背の高い煙突がトレードマークになっています。

Kalich社の特徴

カラフルで現代的な装飾を得意とし、ポーランドの自然やフルーツなどの産物をモティーフにした愛らしいデザインが多くあります。細やかなスタンプによる比較的フェミニンなデザインが特徴的です。
2013年現在、400以上の絵柄と約200のフォルムがありますが、新しい柄作りにも意欲的で日々新たなデザインが生まれています。

Jacek Kalich氏と奥さんのWeronika Kalich
(ヴェロニカ・カリヒ)さん



Millena社

Ceramika Bolesławiecka Millena

「ツェラミカ・ボレスワヴィエツカ・ミレナ」と読み、ボレスワヴィエツ陶器ミレナ、という意味になります。設立が2001年であることから、21世紀というMilleniumという意味を転じて女性の名前であるミレナを社名にしたという話でした。

Dariusz Sikorski氏とWiesława Seneszynさん
(ミレナのオフィス兼工房のエントランスにて)

Millena社の特徴

デザインや絵付けを担当しているWiesława Seneszyn(ヴェスワヴァ・セネシィン)さんと営業や経営を担当しているDariusz Sikorski(ダリウシィ・シコルスキ)さんが夫婦で共同経営している会社です。写真を見ても分かりますが、とっても仲の良いご夫婦!

ボレスワヴィエツから西に14km程の所にあるミレナの工房は、郊外のゆったりしたコテージという趣きで、四季折々の美しい花々が咲く手入れの行き届いた裏庭が印象的でした。

細筆による柔らかい曲線やカラフルな暖色系の色使いがミレナのデザインの大きな特徴で、花やフルーツといった植物や四季折々の自然をモティーフとしたものが豊富です。バラやベリーなどの柄は特にミレナらしい柄と言われており、350以上の絵柄、500以上のフォルムを持っています



Ceramika Artystyczna社

Ceramika Artystyczna

「ツェラミカ・アルティスティチナ」と読み、ポーランド語で芸術陶器を意味しています。第二次世界大戦前のドイツの陶工所Julius Paul&Sohn(ユリウス・パ ウル&ゾン)社が前身となっており、この会社が1950年に国立経済委員会からCepelia(ツェペリア)という民芸センターのブロツワフ支店の手に渡り陶器製造を再開したところから始まりました。1960年代以降Ceramika Artystycznaという社名になり、Zakłady Ceramiczne"Bolesławiec"と並ぶ、ボレスワヴィエツの二大製造元の一つです。

「伝統とモダン」をキャッチフレーズに、トラディッショナル・パターンからアーティスティックなデザインまでその豊富なパターンデザインは5000種にのぼり、国内外でも高い評価を得ています。

1964年からCeramika Artystycznaのアーティスティックディレクター、メインデ ザイナーに就任した、Bronisław Wolanin(ブロニスワフ・ヴォラニン)1937-2013氏は、Zakładyのヤニナ・バニコズウォヴスカさんと共に、ボレスワヴィエツ陶器業界に最も大きな影響をもたらした人物と評されています。



Ceramika Tyrcz社

Ceramika Tyrcz

Tyrczは、1999年にTyrcz(ティルチ)夫妻:Bogusław(ボグスワフ)とAlina(アリナ)によって設立されました。

設立当初は、窯1台と数個の石膏型しかない作業場で、家族経営の小さな会社でした。以降人気が高まり、2001年にはボレスワヴィエツでTyrcz(ティルチ)の初店舗が開店。2016年にはボレスワヴィエツのコシチューシキ通りに、大きくて近代的な工房が新たに建てられるに至りました。今では毎年8月後半に開催されているボレスワヴィエツ陶器祭にも出店しています。

ボレスワヴィエツの陶器作りの長い歴史に誇りを持ちながら、心を込めてオリジナル陶器を製造しています。

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