WIZA社

Ceramika Artystyczna WIZA

「ツェラミカ・アルティスティチナ・ヴィザ」は、1963年、Stanisław Wiza(スタニスワフ・ウィザ)氏が、小さな仕事場での家族経営からスタートさせた会社です。社名は、ヴィザ芸術陶芸社という意味。製造元としては、ザクワディ、ツエラミカ・アルティスティチナ、に次いで3番目に古くからボレスワヴィエツ陶器を作り続けています。



Staisław Wiza氏

最初の十数年は茶色で釉薬がけをした陶器の生産でしたが、1980年代には徐々にスタンプと図案によって装飾性を高めていきました。伝統的なモデルから会社独自のデザインが主流になることで大きな成長をとげ、現在120人以上が働く会社になりました。

また、独創的なフォルムをとても大切にしている製造元でもあります。創設者のWiza氏が自ら作ってきた丸みを帯びたぽってりした形のテーブルウェアや楽しくてユニークな動物の食器や置物など、独特の視点から展開されるもの作りはこの製造元の最大の魅力のひとつとなっています。

個々の製品は、他社と比べると少し厚みがあり、包容力のある優しい雰囲気と丈夫さを兼ね備えています。これらは、昔ながらの工房で今でも一つ一つ手間をかけて作られ、どれもハンドメイドならではの温かみに満ちており、中でもマグ、ボウル、ポットなどの立体的なフォルムは、WIZA社特有のぷっくりとした愛らしさを特徴付けています。

グリーンの花柄のデザインは、「カモミール」がモティーフとなっているWIZA社を代表する人気の絵柄です。アメリカやEU内でも、また日本でも多くの方々に愛されています。(写真・下)
PAGE TOP